民家に飛来したヤツガシラ=阿南市長生町北内(喜田さん提供)

 東アジアからアフリカにかけて分布している希少種の渡り鳥「ヤツガシラ」1羽が徳島県阿南市の民家に飛来した。住人の女性(70)が撮影した。

 体長約20センチで雌雄は不明。3月23日午前9時ごろ、自宅の庭で虫をついばんでいるのを女性の夫が発見した。

 日本野鳥の会県支部によると、ヤツガシラはサイチョウ目ヤツガシラ科。とさかのような「冠羽」が八つに分かれていることから名付けられた。黄褐色の羽に覆われ、翼に黒と白の帯状の模様もある。

 春には東南アジアからロシアなどに北上する途中で南西諸島などに飛来し、県内では阿南市の離島・伊島での確認例が多いという。

 女性は「見たことがない模様で驚いた。少し幸せな気分になった」と話した。