仁木さん(右)から撮影などの指導を受ける生徒たち=海陽町の海部高校

 海部高校(海陽町)の情報ビジネス科の2年生18人が、同町のふるさと納税の返礼品をPRする動画を制作している。返礼品となっている藍染製品や養殖カンパチなどの生産者らに取材し、製造過程やインタビューの映像をふるさと納税の仲介サイトで公開する。

 紹介するのは藍染製品や養殖カンパチのほか、町産スギを使ったウッドフラワー、阿波尾鶏の手羽先の4種類。生徒たちは4班に分かれて産地や販売店を訪れ、生産者らに取材する。製造過程やインタビューを撮影し、10月までに編集する。

 撮影や編集の講師は、上勝町の映像制作会社「上勝開拓団」を経営する仁木啓介さん(49)が務める。6月30日には海部高校で、ビデオカメラの使い方や映像作品の絵コンテの作り方を指導した。

 生徒たちは返礼品の魅力の伝え方や紹介する特徴、撮影する場面などについて話し合った。石本裕子さん(16)は「私たちの地元には、こんなに素晴らしい商品や食べ物があることを、全国の人たちに伝えたい」と意気込んでいる。

 動画の制作は、同校の保護者らでつくる住民団体「町人材育成実行委員会」(川内享子代表)が企画した。カメラのレンタル料や講師への謝礼金は、町ふるさと創造戦略補助金25万円を活用した。

 完成した動画は、町のふるさと納税事業を管理運営しているコンサルタント会社を通じ、本年度中にふるさと納税の仲介サイト「ふるさとチョイス」で公開する。