こだわりの豚骨しょうゆスープと約5時間じっくりと煮込まれた豚角煮の組み合わせで人気を集めながら、2年前に日本そば店へと衣替えしたラーメン店「福ろう」。3月にラーメン店としてかつての店名で再出発し、新旧のファンが詰め掛けて連日にぎわっている。
 

 神戸市出身の店主宮倉義孝さん(62)は、ホテルの料理長も務めたことがある元和食料理人。旧店舗時代と同じ製法で作るスープは、豚骨をベースにこだわりのしょうゆだれと企業秘密の発酵食品を合わせており、あっさりとした中にも奥深いこくを感じられる。
 

                 人気の角煮そば

 このスープに、とろける食感の豚バラ肉や煮玉子などを合わせた「角煮そば」(920円)は、旧店舗時代から変わらぬ看板メニューだ。ボリュームのある見た目だが、角煮の脂があっさり味のスープで程よく中和されており、幅広い客層から支持されている。
 

 再オープンに当たって新メニューも取り入れた。「特製福ろうそば」(1280円)は、人気の角煮とチャーシューに加え、新たに開発した豚ロースのグリルという3種類の肉が丼を覆っており、肉好きにはたまらない一杯となっている。
 

 サイドメニューでは、角煮と温泉卵をご飯に合わせた「とん丼」(並800円)や、のりと温泉卵をのせた「のり玉ごはん」(300円)が人気を集めている。=価格は税込み