コウノトリの生息環境について説明する河口准教授=鳴門市の大麻中学校

 国の天然記念物コウノトリのひなが誕生した鳴門市大麻町の大麻中学校で14日、「コウノトリと大麻の自然環境」と題した講演(県主催)があり、1年生78人がコウノトリの生態などに理解を深めた。

 講師を務めた徳島大大学院の河口洋一准教授(河川生態学)は、親のコウノトリが大麻町に飛来した理由として、巣周辺のレンコン畑一帯は水はけが悪いことから、餌となる魚が豊富に生息する環境にあると指摘した。

 コウノトリの繁殖のためには、今後も生き物が生息しやすい環境づくりが必要と強調し「コウノトリを通じて身近な環境に興味を持ってほしい」と訴えた。

 講演の後、生徒を代表して西林はるかさん(13)が「これからも大麻町の自然を大切にしていきたい」とお礼を述べた。