徳島ヴォルティスの応援ツアーで使われているバス=徳島市出来島本町4の阿波交通

 サッカーJ2・徳島ヴォルティスのアウェー戦の応援ツアーが人気だ。主催する旅行会社のバスは毎試合ほぼ満席で、予約数が前年を大幅に上回るツアーもある。チームは8日の名古屋戦で4連勝を飾り、第22節終了時点で3位につける好調ぶり。攻撃的な試合運びも人気に拍車を掛けているようだ。

 ツアーを企画するエアトラベル徳島(徳島市)によると、申し込みはリーグ開幕直後から好調。今季初のアウェー戦となった3月4日の京都戦は、大型バス(定員40人)を例年通り3台用意していたが、予約数が大幅に上回ったため増車し、145人が利用した。

 チームは2、3月の5試合を4勝1敗と「開幕ダッシュ」に成功。前半戦の最終戦となる愛媛戦(7月2日)に勝ち、3位に浮上した。

 チーム順位に比例するように、ツアー申し込みは衰えを見せず、5月7日の岡山戦では例年より2台多い4台、7月8日の名古屋戦でも2台が満席となった。

 担当者によると、利用者はシニア世代が目立ち、予約は勝利した翌日が特に多い。「自家用車で行くと祝杯を上げられない」ことを理由に挙げる人もいるという。平石順業務取扱管理者は「魅力的な選手が加入し、試合内容も攻撃的でサポーターに好評のようだ」と話す。

 同社はクラブの協力を得て、チームスローガン「意気衝天」をデザインしたマフラータオルを作り、ツアー利用者に配っている。さらに今季からツアー予約をクラブのホームページからできるようにしたことも、利用増につながったとみられる。

 クラブは「アウェーでの声援の多さは選手も実感している。心強く、大変ありがたい」としている。