任期満了に伴う徳島市長選は、5日投開票される。新人でまちづくりグループ代表の内藤佐和子氏(36)=無所属、応神町東貞方、会社役員=と、再選を目指す現職の遠藤彰良氏(64)=無所属、末広5=が、1期目の遠藤市政の評価を争点に激しい戦いを繰り広げている。新ホール整備や中心市街地活性化など、課題が山積する県都のかじ取り役をどちらに託すのか。有権者の選択が注目される。

 内藤氏は、県や市民と協調しながら、新ホール整備やそごう徳島店閉店後の徳島駅前のグランドビジョンづくりを進めると強調。行財政改革も行い、自らの覚悟を示すために市長給与50%カットを打ち出す。

 街頭演説が活動の柱で、告示後は1日10~18回マイクを握り、支持を呼び掛ける。子育て支援や高齢者対策も訴え、「何も変わらない徳島を前に進めていく」と力を込める。

 遠藤氏は、新ホール建設予定地の県有地の名義を市有地に変えるよう県に求めていくと主張する。そごう閉店後のテナント誘致、子ども医療費助成を「中学まで」から「高校まで」に拡大することも掲げている。

 市内を連日選挙カーでくまなく回り、街頭演説では阿波踊り改革など4年間の実績をアピール。「住み続けたいと思える市を目指し、さらに改革を進める」などと訴えている。

 選挙戦最終日の4日は、両候補とも遊説して票の上積みを図る。