生き生きと働くすてきな女性を顕彰する「きらめく女性大賞」の最終選考会が19日、徳島市のふれあい健康館であり、徳島活性化委員会代表の内藤佐和子さん(26)=同市応神町東貞方=が初代の大賞に選ばれた。
内藤さんは、東京大学在学中に多発性硬化症という難病に侵され、自伝「難病東大生」を出版。全国の大学生が徳島の地域おこしプランを競うコンテストの企画や、商店街の空き店舗を活用する「まちなかキャンパス」事業に携わってきた。
審査では、働く女性としての「きらめき度」や徳島の活性化に貢献した点などが評価された。内藤さんは「これからも阿波女の力で頑張りたい」と喜びを語った。
きらめく女性大賞は、県内の女性経営者でつくる「AWAおんなあきんど塾」が頑張る県内の女性を元気づけ、地域の発展につなげようと創設。書類審査を通過した10人が最終審査に挑み、活動内容を発表した。