■鳴門「第九」演奏会延期

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、鳴門市と認定NPO法人鳴門「第九」を歌う会は、6月7日に予定していた第39回ベートーベン「第九」交響曲演奏会の延期を決めた。来年3月14日に改めて開く。

 全国から出演者約600人や観客が訪れて会場内で密集するため、予定通りの開催は難しいと判断した。

 演奏会は1918年6月に板東俘虜(ふりょ)収容所で「第九」がアジアで初演されたことにちなみ、毎年6月に開かれてきた。歌う会の亀井俊明副理事長は「6月に実施できないのは残念だがやむを得ない。中止ではなく延期なので、多くの人に楽しんでもらえる環境を早く取り戻したい」と話している。

 ■阿波おどり会館 昼公演減 

 徳島市の阿波おどり会館は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため8日から5月10日まで、昼間にある4回の公演を2回に減らし、午前11時と午後2時に行う。

 会館では通常、午前11時と午後2、3、4時に専属連による踊りを披露している。8日以降は3時と4時の回を休演。代わりにホールを開放し、大型スクリーンで阿波踊りの動画上映を予定している。

 3月の観客数が前年同期の21%に下落したのを踏まえて判断した。施設の消毒や換気、観客の体温測定といった対策も強化する。

 夜間公演の休演、あわぎん眉山ロープウエイの夜間運行見合わせも5月10日まで継続する。