徳島県は7日、医師や行政関係者らでつくる新型コロナウイルス感染症対策協議会の第3回会合を徳島市の徳島グランヴィリオホテルで開き、県内の入院病床数を90床増やして計130床とすることを申し合わせた。

 現在、入院患者の受け入れが可能なのは県立3病院など4感染症指定医療機関の計40床(結核病床も含む)にとどまり、感染拡大に備え増床が急務だった。

 県によると、新たに確保した90床は全て一般病床。感染症対策が施されていないため、ウイルスの外部流出を防ぐ「陰圧」設備を設置したりワンフロア全てを専用スペースにしたりし、完全に隔離された空間を確保する。

 協議会ではこれまでに、県内の公立・公的8医療機関などが提供可能な病床数を報告。うち7機関が病床を提供し、4感染症指定医療機関も一般病床で患者を受け入れることになった。

 この日の会合は非公開で開かれ、約30人が出席。病院関係者から「患者受け入れに備え、防護服やフェースガードなどの装備を調達してほしい」などの要望が出されたという。

 入院治療が必要ない軽症者の対応についても話し合われ、県は「隔離が必要な軽症者を受け入れてくれる宿泊施設などを探している」と説明した。