スタートの合図で、勢いよく海に入る選手=美波町の大浜海岸

スタートの合図で、勢いよく海に入る選手=美波町の大浜海岸

 徳島県内唯一のトライアスロン大会「第18回ひわさうみがめトライスロン」(美波町など主催)が16日、同町であり、742人が体力の限界に挑んだ。

 大浜海岸をスタートし、水泳1・5キロ、高低差の激しい「南阿波サンライン」などを走る自転車40キロ、日和佐川沿いのランニング10キロの順に駆け抜けた。沿道では住民らが熱い声援を送り、鉄人たちを励ました。

 700人(男子529人、女子83人、リレー88人=30組)が完走。男子は香川県の三宅真一さん(41)が2時間14分6秒で大会4連覇を果たした。女子は愛媛県の田中麻優さん(20)が2時間23分52秒で優勝。2、3人一組のリレーは藍住町の徳川雅彦さん(32)ら県勢の「チームTBO」が2時間14分58秒で制した。

 県勢最高は、男子が藍住町の西尾年弘さん(32)で16位(2時間23分10秒)、女子は北島町の先田由紀さん(44)で8位(2時間44分41秒)だった。