新型コロナウイルスの早期終結を祈願し、又旅社で行われた八坂神社の特別神事=8日午前、京都市中京区

 京都市東山区の八坂神社は8日、感染が拡大する新型コロナウイルスの早期終息を願って、境外末社の又旅社(同市中京区)で特別神事「祇園御霊会」を行った。

 境内の周りに幕を張り、見物できないようにして関係者が参列。邪気払いの効果があるとされるキク科の多年草「オケラ」をたき、神職が祝詞を上げた。

 神社によると、平安時代に疫病退散を祈願したのが起源とされる、祇園祭にちなんだ神事。明治、大正時代に感染症がまん延した際にも、特別に神事を実施した記録があるという。

 5月20日に八坂神社で、6月14日には神泉苑でも実施するが、感染防止のため一般の参列はできない。