徳島県は8日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受けた対策本部会議を開き、県立中高と特別支援学校を11日から5月6日まで臨時休校すると決めた。これを受け、県内全ての公立小中学校も休校する。飯泉嘉門知事は宣言の対象地域となった東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県との往来を控えるよう県民に要請するとともに、7都府県から徳島に来る人には2週間程度、外出を自粛するよう求めた。

 休校するのは、小学校166校、中学校82校、高校34校、特別支援学校11校の計293校。鳴門教育大付属小中学校・特別支援学校と龍昇経理情報専門学校も休校の開始日は異なるものの、期間を5月6日までとした。徳島文理と生光学園の小中高校は現時点では休校しないとしている。香蘭高は今後検討する。徳島市は幼稚園20園も休園する。

 対策本部会議では、県教委の榊浩一教育長が緊急事態宣言の対象地域に大阪府や兵庫県が入っていることに触れ「対象地域から県内への移動が増え、感染リスクが高まると想定される」と説明。「学校で感染者集団を発生させないため、万全を期す」などと述べた。

 今月9日は入学式があり、10日は休校期間中に健康観察や家庭学習を行うための指導などに充てる。部活動は8日から校内外での練習や対外試合、発表会などを含めて中止する。

 知事は緊急事態宣言の対象地域との往来について「7都府県が行う感染拡大防止の効果が最大限に発揮できるよう控えてほしい」と呼び掛けた。感染者数が増えている北海道、愛知、京都、和歌山の4道府県についても、不要不急の往来を自粛するよう訴えた。