「密」を避けて行われた入学式=吉野川市

 県内の小中高校や特別支援学校計246校で9日、入学式があった。新型コロナウイルスの感染を防止するため、「密接」や「密閉」などを避ける対策が取られた。

 吉野川市鴨島町の鴨島小学校には61人(男子30人、女子31人)が入学した。午前10時から体育館で行われた式に在校生は出席せず、保護者約100人と教職員約40人、同校PTA会長が見守った。

 全員がマスクを着け、会場の窓を開けて常に換気。入学生の座席は前後左右に1㍍離し、保護者席も約80㌢の間隔を開けた。市教委や来賓の祝辞は文面を掲示するだけにとどめ、式を簡素化。校歌斉唱も行わず、時間は例年の半分以下の25分に短縮した。

 新1年生は名前が読み上げられると、「はい」と元気よく応えた。伊藤昭仁校長は「たくさん勉強し、しっかり遊んで元気いっぱいに育ってほしい」と激励。岡田りのんさん(6)は「すぐに休みになるのは寂しいけど、友達をいっぱいつくって頑張りたい」と笑顔を見せた。

 式後、保護者に年間予定や11日からの臨時休校などについて説明があった。多田満春君(6)の父貴義さん(38)は「長期の休みになるので、再開時に子どもが学校生活へうまくなじめるように家庭での時間を過ごしたい」と話した。