新作の地ビールで乾杯するブラウン夫妻=徳島市八多町

地ビール「Super Cub SMaSH!」。売り上げはハート徳島に寄付される

 徳島市八多町のパトリック・ブラウンさん(51)=米国出身=と友貴さん(47)夫妻が、自宅で営む地ビール醸造所「セカンド・ストーリー・エール・ワークス」で、動物愛護活動に取り組むNPO法人ハート徳島を支援する新ビールを造った。徳島市内の飲食店で販売しており、売上金から材料費を除いた全額をハート徳島に寄付する。

 麦とホップを1種類ずつしか使わず、麦芽本来の苦味を味わえる「スマッシュ」を初めて醸造。マンゴーなどトロピカルフルーツの味と香りが強調される酵母を使い、スダチやミカンを使った定番商品よりも甘い後味に仕上げたという。

 新ビールの名称は「Super Cub SMaSH!(スーパー・カブ・スマッシュ)」。ブラウン夫妻がハート徳島から譲り受けた愛犬「カブ」にちなんで名付けた。

 ハート徳島のスーザン・マーサー代表が、夫妻の子どもが通う小学校の外国語指導助手(ALT)だった縁で知り合った。パトリックさんも米国在住時にNPO法人を運営した経験があり、支援を買って出た。

 新商品は200リットルの限定生産で、徳島駅地下の「徳島ステーションブリュワリー」で提供している。寄付金は、保護された動物の犬舎やトレーニング施設の建設費などに充てられる。

 ブラウンさん夫妻は「フルーティーで飲みやすい自慢の新作。恵まれない犬や猫を助けるためにも飲んでほしい」と話している。