リフトに乗り、剣山の景色を楽しむ登山客=剣山中腹の西島駅

 西日本第2の高峰・剣山(1955メートル)の観光登山リフトが11日、今季の運行を開始した。暖冬で雪が少なかったため例年より10日ほど早い。新型コロナウイルスの感染拡大の影響が広がる中、初日の利用者は51人で前年より93人減った。

 リフトは登山口の見ノ越駅(1420メートル)から中腹の西島駅(1750メートル)までの830メートルを片道15分で結ぶ。西島駅での気温が零度と冷え込む中、午前9時に運行が始まると、県内外から訪れたグループらが山頂を目指して乗り込んだ。

 ウイルスを避けようと、開放的な自然を楽しむ人もいた。

 リフトの営業時間は午前9時~午後4時半。11月23日まで毎日運行する。

 毎年4月29日に行われている剣山の山開き行事は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止する。剣山観光推進協議会の馬岡秀雄会長は「多数が参加するので、来場者の安全を確保できない」と話した。剣山頂上ヒュッテは例年通り28日からオープンし、宿泊と食堂は5月6日から受け付ける。