次々に飛び跳ねて遡上する稚アユ=阿南市上大野町の那賀川

 阿南市の那賀川でアユの遡上が本格化している。5月末まで続く。

 那賀川漁業協同組合によると、例年より2週間ほど早い3月中旬から始まった。同市上大野町の那賀川北岸堰では、体長13センチ前後の稚アユが群がり、長さ約20メートルの魚道で急流に逆らいながら次々とジャンプし、銀鱗を輝かせている。吉井旭組合長(61)は「今年は多くの群れが確認でき、よく取れそうだ」と話した。

 遡上できないダム上流でも釣りを楽しんでもらうため、4月3日から漁協の組合員が、下流で取った稚アユを長安口ダム上流に放す「くみ上げ放流」を行っている。

 県内のアユ漁は、6月1日に解禁される。