政府が11日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、繁華街への外出自粛要請を全国に拡大したのを受け、徳島県の飯泉嘉門知事は、接客を伴う飲食店の利用を自粛するよう県民に呼び掛けた。対象となる店は、全国的にクラスターが発生しているキャバレーやナイトクラブなどとした。

 知事は、県庁で開いた県新型コロナウイルス感染症対策本部会議後に会見を行い、「クラスター防止に向け、県民に行動変容をお願いする。営業の自粛ではなく、あくまで県民への行動自粛要請だ」と述べた。

 東京都が休業要請した施設を参考に、対象とする店を選んだ。居酒屋やバーは除外したものの「密閉、密集、密接の3密を避けるよう見極めてほしい」と求めた。繁華街の定義については「徳島市の秋田町に限らず、接客を伴う飲食店を避けてほしい」と語った。

 既に客足が落ち込んでいる店舗にとって、さらなる打撃が予想される。知事は「影響は避け難い」と強調。雇用保険の特例措置と位置付け、休業や一時的な離職でも失業給付の対象とするよう全国知事会から国に要請したと明かした。