緑色の海藻を付着させて泳ぐボラ=3月24日、阿南市橘町の橘港(高橋さん提供)

 徳島県阿南市橘町の橘港で、緑色の海藻を体に付けて泳ぐボラ1匹が見つかり「まるで生えているよう」と話題になった。

 3月24日午後3時ごろ、橘港の水門付近を泳いでいるの通行人が発見。話を聞いた橘町漁協の高橋忠良さん(46)がスマートフォンで約1分半の動画を撮影し、写真1枚を撮った。「頭や尾、エラから海藻が生えているよう」と高橋さん。その後は見ていないという。

 動画や写真を見た県立農林水産総合技術支援センター水産研究課(美波町)の多田篤司主任研究員(31)は「ボラは表面が白くなっており、弱っている。元気なら分泌される粘液に覆われていないため、海藻の胞子が付着して成長したのではないか」としている。