阿波十郎兵衛屋敷が配信している動画「地域の信仰を支える人形」の一場面

 新型コロナウイルス感染防止のため自宅で過ごす人に楽しんでもらおうと、県立阿波十郎兵衛屋敷(徳島市)が、ホームページに動画配信コーナー「#おうちで人形浄瑠璃」を設けた。

 イベントでの上映用に作った作品「地域の信仰を支える人形」を配信。大漁祈願のために小松島市和田島町で毎年行われる「えびす舞」や、犬飼農村舞台(徳島市)で上演された「式三番叟」の様子などを紹介している。

 今後、県内の人形座の協力を得てオリジナル動画を作る。人形の遣い方を解説する講座や、人形がラジオ体操に挑戦する映像などを予定している。

 十郎兵衛屋敷は政府が緊急事態宣言を発令したのを受け、5月6日まで公演を休止している。佐藤憲治館長は「公演がない分、動画制作に力を注ぐ。外出を控えている皆さんに心豊かな時間を過ごしてほしい」と話した。