高松刑務所の元女性職員が、当時の男性上司や同僚らからセクハラとパワハラを受けたとして、国に慰謝料など617万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、徳島地裁であった。川畑公美裁判長(異動のため島戸真裁判長代読)は請求を棄却した。

 判決理由で川畑裁判長は、原告が指摘する行為があったのはいずれも2014年2月以前で「時効期間の3年が経過している」と指摘。パワハラなどが原因でうつ病を発症したままで、時効が成立していないとする原告の主張を退けた。

 原告の代理人は「判決内容を精査して、今後の方針を検討する」と話した。高松矯正管区総務課は「主張が認められた。引き続き、適切な職場環境の構築に努めたい」としている。