昨年3月に徳島市応神町のコンビニで男が拳銃を暴発させた事件で、銃を隠したとして銃刀法違反の罪に問われた徳島市の無職女(61)の初公判が16日、徳島地裁であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役4年6月を求刑し、即日結審した。

 検察側は冒頭陳述で「元夫が拳銃を隠してくれる人を探したが引き受ける人がおらず、預かることになった。自分で保管し続けたくないと考えるようになり、元夫の知人に頼み込んで渡した」と指摘。論告では「何度も取り調べを受けたが知らないと話し、拳銃の発見を遅らせた」と述べた。

 弁護側は「唯一付き合いのある元夫の頼みを断れなかった。積極的に所持に及んだのではない」などとして執行猶予付きの判決を求めた。

 起訴状によると、昨年7月3日、自宅で自動装填式拳銃1丁と弾丸4発を保管、所持したとしている。