徳島新聞の記事を題材にした問題について考えてみましょう。
西日本第2の高峰・剣山(1955メートル)の観光登山リフトが11日、今季の運行を開始した。暖冬で雪が少なかったため例年より10日ほど早い。新型コロナウイルスの感染拡大の影響が広がる中、初日の利用者は51人で前年より93人減った。
リフトは登山口の見ノ越駅(1420メートル)から中腹の西島駅(1750メートル)までの830メートルを片道15分で結ぶ。西島駅での気温が零度と冷え込む中、午前9時に運行が始まると、県内外から訪れたグループらが山頂を目指して乗り込んだ。
ウイルスを避けようと、開放的な自然を楽しむ人もいた。職場の仲間5人と初めて剣山を訪れた山本美香さん(26)=香川県丸亀市、会社員=は「気分転換に山に登ろうと話し合った。景色も雄大で来て良かった」と笑顔を見せた。
毎年4月29日に行われている剣山の山開き行事は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止する。
4月12日の地域総合面に掲載された記事を基に構成し直しました。
問 題
①見出しの「空中散歩」は、何をすることを指していますか。
②見出しの「気分転換」は、どんな気分を変えるのですか。
③「ウイルスを避けようと、開放的な自然を楽しむ人もいた」とありますが、ウイルスを避けるためにこれとは違う行動をとった結果だと考えられる様子に線を引きましょう。
④西日本第1の高峰は石鎚山です。石鎚山の高さは、次のどちらでしょう。
・1929メートル
・1982メートル
この答えを選んだ理由を記事の中の情報を使って説明しましょう。
解 答
①観光登山リフトに乗ること
②例 新型コロナウイルスの感染防止のため外出できなくてふさぎがちな気分
③新型コロナウイルスの感染拡大の影響が広がる中、初日の利用者は51人で前年より93人減った。
④1982メートル
例 西日本第2の剣山が1955メートルなので、第1の石鎚山は、それより高いはずだから