徳島県が伝統の阿波藍PRに向け、条例で定めた「とくしま藍の日」が24日、初めて訪れる。記念フォーラムやパーティー、藍染作品の展示即売、東京での情報発信など、県内外で多彩なイベントが開かれる。

 徳島市の徳島グランヴィリオホテルで午後2時から開く県の記念フォーラムでは、東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムを制作したデザイナー野老朝雄さんや藍師の佐藤好昭さん(上板町)、徳島で藍染を学んだ米国人アーティストのローランド・リケッツさんらが「阿波藍の未来」をテーマにトークセッションする。

 このほか▽青色を取り入れた装いで参加し、藍と県産食材を使った料理を楽しむパーティー(午後6時半、徳島市のパシフィックハーバー)▽徳島市主催で藍の収穫体験や料理作りをする小学生対象のツアー▽藍染作家らの作品約450点を展示、販売する「感激・夏の藍染まつり」(徳島市立木工会館、8月15日まで)―などがある。

 松茂町の徳島阿波おどり空港では一部の便を対象に、野老さんがデザインした藍のロゴマークの缶バッジを到着した人に配る。県庁食堂では28日までの期間限定で天ぷらなどの食藍メニューがお目見えする。

 県外では東京・新宿パークタワーで、徳島が誇る二つのブルーとしてLEDと藍に関する製品を紹介・提案するセミナーを開く。

 とくしま藍の日は、県民に藍を身近に感じてもらい、文化継承・産業振興につなげるのが目的。2020年東京五輪の開会日にちなみ、24日を藍の日と定めた。