徳島県警は21日、県西部の70代女性が特殊詐欺でキャッシュカード5枚をだまし取られ、県内の現金自動預払機(ATM)で500万円を引き出される被害に遭ったと発表した。

 捜査2課によると、20日午後4時ごろ、女性宅に警察官を名乗る男から「キャッシュカード情報が流出しており、再発行する必要がある」と電話があった。通話中に警察官を名乗る別の男が訪れ、女性は男の指示に従ってキャッシュカード5枚とカードの暗証番号を記した紙1枚を封筒に入れた。さらに、男から「封をしたところに印鑑が必要」と言われ、目を離した隙に別の封筒にすり替えられ、カードを持ち去られた。

 女性は県西部でアポ電が相次いでいるというニュースをテレビで知り、21日に110番した。20日には、女性が遭った被害の他、県西部の高齢者宅などに警察官をかたる不審な電話が13件あった。