新型コロナウイルス感染拡大に絡み、徳島県外ナンバーの車に「暴言やあおり運転、投石、傷つける」といった差別的行為が発生しているとして、飯泉嘉門知事は24日、そうした行為をしないよう定例記者会見で呼び掛けた。

 差別行為から自己防衛するため「徳島県内在住者です」と明記した車用のステッカーも販売されている。あおり運転を受けた知人の依頼を受けて、製作した徳島市の販促企画会社は「みんな、ぴりぴりしている。肩身の狭い思いをしている人のためになれば」としている。

 県によると「県外ナンバーに乗っていたら嫌がらせを受けた」と被害を報告する声の一方で「県外ナンバーが多い」との指摘など、ナンバーを巡り1日数十件程度の声が寄せられているという。徳島県は感染者が24日現在で計5人と少ない。

 飯泉知事は21日に「感染リスクの高い地域との往来は危険」と、県外から人の往来を調べるために、県外ナンバーの数の調査を指示。飯泉知事は24日の会見で「強いメッセージになり過ぎたかもしれない」と釈明した。