委員長に就任し抱負を語る内藤市長=市役所

 徳島市の阿波踊りを主催する阿波おどり実行委員会は27日、本年度の初会合を市役所で開き、委員の内藤佐和子市長を新委員長に選んだ。中止になった今夏の阿波踊りの開催準備にかかった費用の分担について、実行委と運営実務を担う民間3社共同事業体で協議することも決めた。

 委員6人が出席。内藤市長が委員長就任を選挙公約にしていたため、3人の委員が「全国最年少の女性市長で情報発信力があり、委員長にふさわしい」「(公約に掲げて)有権者から信任を得た」などの理由を挙げて推薦し、全会一致で承認した。前委員長の松原健士郎氏は3月末で委員長と委員を退いており、委員長ポストは空席となっていた。

 内藤市長は「今年の代替案も含めて協議していきたい。次回は今までにない、わくわくするような阿波踊りを世界に発信したい」と抱負を語った。

 会合では、共同事業体の構成企業・ネオビエントの藍原理津子社長が、今夏の阿波踊りの準備として桟敷保管料や事務費など2694万円かかる見込みだと報告。事業の収支に関係なく実行委に毎年納付することになっている500万円の免除も含め、費用分担の協議を申し入れた。実行委事務局を務める市と事業体で費用の詳細を話し合った後、実行委で判断するとした。

 このほか、昨年の阿波踊りの事業赤字を1億1070万円とする共同事業体の事業決算を承認した。