鉄路と道路の双方を走行できる車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の阿佐東線への導入を計画している第三セクター・阿佐海岸鉄道(海陽町)は、製作中のDMVの車両デザインと愛称の募集を始めた。次世代の乗り物をイメージさせ、阿佐東地域をアピールする親しみやすい提案を募る。
 デザインと愛称は製作中の3台分それぞれに募集する。デザインは赤、緑、黄、オレンジ、青、グレー、白、藍の8色からベースとなる色を選択し、その上で車両の側面やボンネット、後部の図柄を提案する。デザイン、愛称ともに200字以内でコンセプトの説明文を付ける。
 有識者らでつくる選考委員会が最優秀1点と優秀2点を選び今秋発表する。最優秀作品は2020年の東京五輪までに運行を始めるDMVに採用される。入賞者には地域の特産品を贈る。
 募集は5月末まで。応募様式は阿佐海岸鉄道のホームページからダウンロードできる。問い合わせは県次世代交通課<電088(621)2581>。