徳島新聞のLINE公式アカウント「部活と私」には、この他にも県内の高校生からさまざまな思いを込めた言葉が届いた。

 新体操部の3年女子(鳴門市)は「今までしてきたことがこんな形で終わるのは嫌。もう県総体しかない」と開催を切望する。バドミントン部の2年男子(小松島市)も「個人戦で優勝を狙っているので中止は避けてほしい」と訴えた。

 裏方として選手を支えてきた男子サッカー部の3年女子マネジャー(徳島市)も「総体のためにみんなが頑張ってきた毎日を無駄にしたくない」と声を上げた。マネジャーとして総体が最後の仕事で、「部員の全力の試合を見てから後悔のない気持ちで引退したい」と望んだ。

 インターハイ中止について「心に穴が空いたような感じ」と投稿したのは、陸上の円盤投げに打ち込む美馬市の3年女子。新型コロナウイルスの早期終息を願い、10月の鹿児島国体やU―20日本選手権開催に望みをつないだ。

 下級生にエールを送るのは、ソフトテニス部の3年男子(美馬市)。「インターハイを目標に頑張ってきた」と悔しさをにじませつつ、「来年に向けて頑張ってほしい」と激励した。

 インターハイでの活躍を目標としてきたという男子バドミントン部の主将(徳島市)は戸惑う胸中を吐露した。3年生は例年8月に引退だが、今年はインターハイも四国選手権もない。「県総体もどうなるか分からず、もやもやした気持ち。代替わりのタイミングも分からない」

 「仲間と倒れそうになりながら日々頑張ってきた」というバスケットボール部の3年男子(北島町)は「一番大切なのは総体で勝つことではなく、総体で勝つために頑張ったことだ」と考える。「総体がなくなったとしても仲間と共に頑張ってきた思い出はなくならない。部活を通して培ったものは決して無駄にはならず、社会に出たときに役に立つ」と締めくくった。