ゴルフの第42回徳島県アマチュア選手権は18、19の両日、神山町のタカガワ東徳島ゴルフ倶楽部(6931ヤード、パー72)で行われる。若手からベテランまでトップアマ165人が36ホールストロークプレーで熱戦を繰り広げる。
 若手・中堅とも有力選手がひしめいており、優勝争いは最後まで予断を許さない。昨年2位で2年ぶり2回目の優勝を目指す板東篤司(月の宮、香川西高―近大)や3位の古川惣一朗(Jクラシック、生光学園中)、昨年の愛媛国体少年団体5位入賞メンバーの成松翔(月の宮、藤井学園寒川高)ら伸び盛りの若手のプレーが注目される。
 中堅では3年ぶり3度目の頂点を狙う尾崎竜二(阿南)、昨年の都道府県対抗アマチュア選手権出場の古林敬介(レオマ)、国体組の木村剛志(グランディ)らがしのぎを削る。千原喜清(鳴門)や谷口國博(鳴門)らベテラン勢も上位進出に虎視眈々(たんたん)。前回覇者の杉原大河は県外の大学に進学し出場していない。
 丘陵地にあるものの、コースは比較的平たん。6900ヤード超と長く、フェアウエーはやや狭い。飛距離とともにセカンドショット、アプローチの正確性が勝敗の鍵を握りそうだ。
 四国アマチュア選手権(5月22~25日・香川県鮎滝カントリークラブ)の予選を兼ねており、シード選手を除く28位タイまでに出場権が与えられる。初日はアウト、インに分かれ、午前8時にスタートする。