新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の期限が延長される見通しとなった30日、徳島県内では5月6日までとしている学校の臨時休校の延長を決める自治体が相次いだ。徳島市と阿南市は24日まで、松茂町は20日まで延ばす。藍住、上板、那賀の3町も宣言の対象地域に徳島が引き続き入った場合、延長する。

 徳島市は、20幼稚園と45小中学校が対象。徳島市立高は、県教委が県立学校の休校を延長すれば、同様の対応を取る。阿南市は32小中学校、松茂町は4小中学校を延ばす。松茂町は7、8日に分散登校してもらい、9日から休校とする。

 藍住町は宣言延長の有無にかかわらず7、8日は分散登校とする。徳島が対象地域に入った場合は22日まで休校。外れた場合は22日まで再開準備期間として分散登校や時短登校を実施し、週明けの25日から通常登校とする。上板町と那賀町は、徳島が対象地域から外れるまで延長する。

 各市町教委は、ゴールデンウイーク(GW)中の人の移動で感染リスクが高まり、新型コロナウイルスの潜伏期間とされる14日間以上の経過観察期間を設ける必要があるなどとして延長を決めた。

 阿南市教委の稲村健一教育長は「児童生徒の健康を考えると、休校延長はやむを得ない。家庭や現場の混乱を軽減するため、一日も早く方針を示したかった」と話した。

 このほかの自治体は県教委の方針を受けて検討する。県内では既に、石井町と板野町がいずれも20日まで延長することを決めている。