写真を拡大 南風マネージャーの辰巳徳久さんと 辰巳聖子さん。

 「赤と青のストライプがスタイリッシュでしょ? まさかたこ焼屋!?って驚いてもらえるデザイン。海の家をイメージして、赤は太陽、青は海の色を表してるんです。家内がこのキッチンカーでたこ焼を焼いてると絵になるけど、僕だと檻の中のクマみたいに見えませんか(笑)」とおどける辰巳徳久さん。2月半ば、移動販売専門のたこ焼店「南風」のキッチンカーが完成した。

写真を拡大 真新しい車内で、手際よくたこ焼を焼く。鰹ベースの出汁を使い、ふわとろの立体的な味に仕上げる。

 辰巳さんは本場大阪のたこ焼店で経験を積み、2年前に徳島に移住して南風を立ち上げた。昨年1月より移動販売専門に舵を切り、妻の聖子さん(34・大阪府出身)と協力して産直市を中心に県内各所で出店している。

写真を拡大 ホワイトソース(大玉8個入/500円)がイチオシ。マヨネーズベースの洋風ソースがまろやか。

これまで出店先にコンロやテントなどの機材を運んで現地で設営していたが、荷物の上げ下ろしの労力を軽減しようとキッチンカーの購入を決意。移動販売車や福祉車両への改造を得意とするマーキュリー(徳島市国府町)に製作を依頼し、外装デザインは如月舎(徳島市南昭和町)にお願いして理想の相棒を手に入れた。

写真を拡大 「このキッチンカーができて、以前は設営に30分かかっていたのが15分足らずでできるようになりました」。

 スズキの軽トラ「キャリイ」をベースに、荷台部分をカスタムしている。左側面には販売カウンターになる窓を設けた。内部には、一度に96個まで焼けるガス式たこ焼器、ステンレスの作業台、給水・排水タンク(容量各100L)を備える2つのシンク、換気扇、収納棚、コンセントなどを揃える。夏はかき氷の販売をするため、氷のストッカーが置けるよう作業台を必要に応じて取り外せる工夫がなされている。

写真を拡大 車内に設置したシンク。

「幸せはこぶ南風」をキャッチフレーズに、店のロゴも一新してボディに塗装した。「一からこだわってキッチンカーを作ったことで、愛着も湧くし心も引き締まる」とニカッと笑う。

【出店情報】

・農産物直売所えがお(鳴門市大津町備前島横丁ノ越303-1)にて毎月第1・第3・第5火曜 10:00〜15:00頃

・昭和湯(徳島市津田本町3-3-23)にて毎月第1・第3・第5火曜 16:00〜21:00頃

・あいさい広場(小松島市立江町炭屋ヶ谷47-3)にて毎週水曜 10:00〜16:00頃

ほか、JA夢市場、阿波食ミュージアム、平惣田宮店・羽ノ浦国道店など。最新情報はSNSで発信。

【出店依頼受付中】

企業イベントへの出店など、出店依頼を受け付けている。問/090-1324-0320(辰巳/電話対応は9:00〜18:00)