写真を拡大 3月14日16時から通行が始まった。

 阿南市を南北につなぐ那賀川大橋はずっと渋滞に悩まされてきた。2車線通行の区間が一部に残る一般国道55号阿南道路は、通勤時間ともなると車列が最長で1.9kmになることもあった。

 そんな混雑の解消のため平成25年から4車線化に向けた工事が始まった。橋桁(はしげた)をクレーンで設置する際は、橋両サイドの国道の流れを止めての工事が行われた。その回数や時間は最小限となるように工夫した。主桁は6本のため通常は6回で運び入れる。今回の現場では、橋桁を2本同時に運搬して輸送回数を4回に、通行止めの時間も1回あたり5分程度に抑えた。

 今年の3月14日には工事が完了し4車線道路として通行が始まった。かつて渋滞のピーク時は「道の駅 公方の郷なかがわ」から南側のセブンイレブン阿南西路見店までの下り3.1kmを通り抜けるのに約18分かかっていたが、開通後は約4分になると想定されている。そして実際、日常的にこの道を利用している人に聞くと「今までが何だったんだろ。超スムーズ」「朝の渋滞はなくなった!ばんざーい」と喜びの声続々。

 「国道の混雑による生活道の安全安心の確保などが課題でありましたが、今回の開通により改善されることを期待しています」と建設監督官の服部達典さんは声に嬉しさをにじませる。