新型コロナウイルスの緊急経済対策として国が1人当たり10万円を配る「特別定額給付金」について、徳島県内24市町村のうち21市町村が5月中の支給開始を予定していることが1日、徳島新聞のまとめで分かった。最も早い佐那河内村は8日から支給を始める。

 給付金の申し込みは、自治体から届く申請書に金融機関の口座番号などを記入して返送するほか、マイナンバーカード所有者はオンラインでもできる。鳴門や小松島など12市町が1日、オンライン申請の受け付けを始めた。

 支給対象が2277人の佐那河内村は7日からオンライン申請を受け付け、同日中に手続きをした人は翌日に給付金を振り込む。

 5月中の支給開始を予定していないのは徳島、神山、東みよし3市町。徳島は郵送申請による支給開始を6月中旬、オンライン申請は「郵送よりは早い見込み」とした。神山は郵送、オンライン共に支給開始を「6月上旬以降」、東みよしは共に「未定」だった。対象が約25万2千人(約12万世帯)と県内最多の徳島市の担当者は「1日でも早く支給を始められるよう準備を急ぎたい」と話した。

 申請書の郵送など各自治体の事務作業の負担は大きく、担当者からは「郵送用の封筒が品薄で確保に苦労した」(吉野川、阿南)「書類の封入に多くの人手が必要になる」(鳴門、美馬)といった声が聞かれた。