姫神祭で町内を巡行するご神体=牟岐町中村

 牟岐町中心部で30日、豊漁や海の安全を祈願する恒例の姫神祭(町観光協会主催)があった。ご神体の巡行や打ち上げ花火などがあり、町内をにぎわせた。

 同町牟岐浦の八幡神社で神事があり、宮司や町議らが男性器をかたどったご神体(高さ3メートル、直径1・5メートル)に向かって祈願した。その後、ご神体を乗せた台車を住民有志8人が引き、町中心部約2キロを練り歩いた。

 旧学校給食センターでは、草木染やあんどん作りなどの手工芸体験コーナーがあり、近くの浜辺では焼きそばや金魚すくいなどの屋台が出店した。夜には約700発の花火が打ち上げられた。

 美波町に帰省中で初めて見物した立命館大1年の西口譲二さん(20)=京都市=は「珍しい形のご神体で驚いた。写真を撮って友達に見せたい」と話した。

 今年は台風5号の影響でうねりがあり、海上パレードは中止になった。