新型コロナウイルスの感染拡大で徳島県高校総合体育大会(県総体)が中止になったことを受け、徳島新聞のLINE(ライン)公式アカウント「部活と私」には3日も高校生からの投稿が相次いだ。指導してくれた恩師や日々の努力を支えてくれた家族、共に頑張ってきたチームメートらに向けた感謝の言葉が目立った。

 陸上部の3年女子(上板町)は「今までたくさん支えてくれた顧問の先生、仲間たち、家族に最後の舞台で恩返しできないことが悔しい」という。それでも、努力を重ねてきたことには充実感も感じているようだ。「これまで続けてきたことに後悔はない。全力で取り組むことの大切さ、仲間の存在の大きさを一番感じた2年と少しだった」と胸を張った。

 「一番感謝しているのは母です」とつづったのは、バレーボール部の3年女子(美馬市)。「練習試合の送迎をしてくれたり、パワーになるようにと毎日おいしいご飯を作ってくれたりと、たくさんのことをしてきてくれたからです」。チームメートや指導者に対しても「このメンバーでできてよかったと本当に感謝の気持ちでいっぱい」「技術と精神をともに成長させてくれた」と感謝の言葉を寄せた。

 ハンドボール部の3年男子(徳島市)は、先輩に続いて出場を目指してきた全国高校総合体育大会(インターハイ)が中止となり、「いまだに信じられない」と嘆く。全国の舞台で先輩が感じたものを知りたかったといい、「後輩たちには自分たちが見られなかった舞台に立ってもらい、どんな感じだったかを聞きたい」と夢を託した。

 運動部以外の生徒からもメッセージが寄せられた。春の定期演奏会に続いて、最後となる夏のコンクールも開催が難しいとみる吹奏楽部の3年女子(徳島市)は「人生を変えてくれた中学の恩師に『ここまで成長できました』と最後のソロを吹いて報告できることがなくなるかと思うと心残りです」と胸の内を明かした。