新型コロナウイルスの感染が拡大する中でゴールデンウイークを迎えました。全都道府県に緊急事態宣言が出され、自宅にとどまる「ステイホーム」を合言葉に外出の自粛が求められています。徳島新聞「あなたとともに~こちら特報班」が、LINE(ライン)でつながる読者らに大型連休をどう過ごすか尋ねたところ、さまざまな声が寄せられました。その一部を紹介します。
家の庭にテントを張って「家キャンプ」をする予定です。楽しく暮らすコツは趣味を見つけることだと思います。レザークラフト、スパイスカレー、ハンバーガー、将棋に今はまっていて、家で楽しめます。(板野町、会社員、20代男性)
昨年の10連休に夫婦でトイレの壁紙を貼り替えたことに味を占め、今年は障子やふすまの貼り替え、傷んできたドアなどの補修をしたいと思っています。このほか、庭の木の剪定やガーデニングを楽しむ予定です。
以上は私が喜ぶ過ごし方なので、夫や子どものためにちょっと手の込んだ料理やお菓子を作り、お酒を飲んだりお菓子パーティーをしたりしながら、夫や子どもの見たい映画でも見る予定です。このコロ休(と娘たちは言います)で、かなり女子高生寄りの生活に浸っています。(徳島市、パート従業員、48歳女性)
緊急事態宣言下のゴールデンウイーク。私は二つのことを計画しています。
一つは大掃除。年末は忙しく、目立つ場所しかできていませんでした。冬に比べて暖かい分、体も動かしやすく、窓を思い切り開けて換気をしながら気持ちよく取り組めると、今から楽しみです。
二つ目は手紙を書くこと。私の年代になると、親の介護や孫の世話が話題になり、数年の間に環境が変わることもあります。手紙は感情がより伝わると思うので、大切な友人に書こうと考えています。
大掃除できれいになった居間で、ゆっくりとコーヒーを飲みながら、友達の顔を思い浮かべて書くつもりです。(吉野川市、主婦、64歳)
子どもたちだけのお留守番もだいぶ慣れたようです。そうは言っても多少のダラダラ感は否め
ず・・・。そこで以前から子供たちの念願だったわんちゃんを迎えることになりました。ショップにはかわいいわんちゃんがたくさんいますが、家族で選んだのは保護された子犬のわんちゃん。動物愛護管理センターに行き、保護犬について理解した上で決めました。
まだまだビビりな女の子ですが、家族も世話に慣れてきました。わんちゃんはご飯をもりもり食べ、得意の穴掘りをしたり、小さな庭を走り回ったり。普段はなかなか気付かない保護犬の現状を知り、迎えられたのは大きな変化であり、メリットだったと思います。
そんなわけで、ゴールデンウイークは家族が世話を分担し、わんちゃんとの時間を楽しもうと思います。(阿南市、パート従業員、46歳女性)
私は仕事、夫は単身赴任のため、ゴールデンウイークを家族で過ごす機会はありません。子どもは祖父母宅で、勉強や読書、ゲーム、映画鑑賞、料理、お菓子作り、草刈り、家庭菜園のお手伝いなどをして楽しんでいるようです。近所の神社まで散歩したり、自転車で公園に行ったり、裏山に登ったり。たまにはコウノトリを見にも行きます。(鳴門市、パート従業員、46歳女性)
小学生の子どもが3人おり、学力低下を防ぐために家で勉強させています。3月当初からの授業
が滞っているので、教科書を確認しながら親が問題集を作成しています。今年度の授業もどうなるのか不明なので、市販の参考書などを購入して予習させています。習っていないため分からない問題ばかりですが、親と一緒に時間を決めて勉強しています。
余暇は、体内リズム安定のために近隣を散歩しています。家の中では折り紙や画用紙などを使った工作をしています。ゲーム機で家族でカラオケ大会なども考えています。(徳島市、会社役員、38歳男性)
先ほどの昼食です。ベランダにシートを敷き、折り畳み机を置きました。心地よい風も、鳥の鳴き声も、コロナ禍であることを忘れさせてくれます。
夫は帰省を諦めたので、母と子3人の毎日です。買い出しも人との接触も必要最低限を守っています。家に閉じこもって過ごしているので、せめて食事の時間が少しでも楽しい時間になるように、日々工夫しています。
昨日は勉強机をさっと片付けて食卓にしました。食事の場所を変えるようになってから、眺める景色も変わり、食事中の会話がぐんと増えました。よって笑顔も増えています。
学校があれば今日は遠足でした。なので子どものために家でも遠足気分を出してみました。こんな状況の中でもステイホームを楽しめるように工夫しています。家族や友達と会える日常が少しでも早く戻るように願っています。(徳島市、主婦、46歳)
職場が休業中で仕事がなくなり、収入もありません。自粛要請もあるので外出はしないでしょう。趣味のスポーツジムとコーラスも全滅!淡々と家事をこなし、あとは読書三昧です。
教員の夫はオンライン授業の準備で普段より多忙。くたびれて休日は寝だめとなるでしょう。
高校生の息子はかれこれ2カ月以上、春休み状態。ご飯の時以外はほとんど部屋にこもりっきりで、何をしているのやら。学校からの課題やオンライン授業のお知らせはあるものの、小さい頃のようにあれこれ口出しもできず、本人任せです。学力と体力の衰えが心配です。
ペット(犬)の世話があるのが救いですね。家族それぞれが犬に話し掛けています。(勝浦町、50代女性)
小学生の娘とパンを作ろうと考えています。発酵など理科の勉強にもなるし、時間をかけて楽しめるので良いかなと思っています。同じ理由で、粉からうどんを打ってみようとも思いましたが、家に麺棒がないのに気付き、どうしようか思案中です。(徳島市、会社員、43歳男性)
4歳と1歳の子どもがいます。外出の自粛が続くので、家で子どもと一緒にクッキーを作ったり、ホットケーキを焼いたりする予定です。それでも時間を持て余すので、庭でシャボン玉をしたり、一緒に大掃除をしたり・・・。あとはニンジン農家なので、手伝いをさせます。子どもはストレスがたまる一方でかわいそうですが、一緒に家でできることを考えている途中です。(板野町、農業、31歳女性)
最近トランプを買ったので、神経衰弱をして楽しもうと思います。散歩に出掛けて、外の空気を吸いながら、のんびり歩くのもいい気分転換になります。(徳島市、大学生、女性)
例年、妻の実家へ行くのですが、今年は県内であっても自粛です。買い物も3日に1回にしています。楽しみは軽登山です。妻の手作り弁当を持って、空気の良い山へ行きます。(徳島市、無職、72歳男性)
外出を自粛する代わりに、家のベランダで食事(ベランピング)をしようと考えています。せっかくの気持ちいい季節をベランダで感じたいと思います。
コロナのバカ野郎~(徳島市、会社員、48歳男性)