質問

 出産前に県外から引っ越してきました。産後も周囲に友達がおらず、夫は仕事で不在がち。ほぼ毎日、1歳の子どもと2人きりの生活です。たまに早く帰ってきた夫に優しく接したいのですが、どうしても口をつくのは愚痴ばかり。夫にも嫌な気持ちをさせてしまい、さらに自分一人で育児をやっているような状況になっています。どうすれば、この悪循環から抜け出せるのだろうかと悩む日々です。

 回答 松﨑美穗子さん NPO法人子育て支援 ネットワークとくしま代表

 乳幼児の親子は家にこもりがちで孤立しやすい傾向にあります。さらにコロナ禍で外出自粛となり、安心して過ごせる交流の場や育児相談ができる子育て支援施設も臨時休館・休園になりました。悩みを抱え込み、ずっと家にいるのはつらいことですよね。

 家庭で孤独を感じるのは、夫婦のどちらか一方に家事や育児の負担が偏っているからだと思います。「なんで私だけ」「ちゃんとしなくては」という不満と不安です。

 子どもにとって大切なのは親の笑顔です。ママの笑顔が消えないように、勇気を持って、パパと一度ゆっくり話し合ったほうがよいでしょう。「夫婦会議」が必要です。

 県内には「地域子育て支援拠点」が数多くあります。例えば、私たちが運営する「子育てほっとスペースすきっぷ」では転勤族や県外出身者向けの「転勤族ママの日」を設けたり、パパの育児を応援する講座を開いたりしています。臨時休館中でも連絡をすれば、保育士などの専門スタッフが相談に乗ってくれます。

 何事も最初の一歩には勇気が必要です。同じ境遇の人はいますし、助けてくれる人はいます。悩みを共有できる仲間ができれば、育児も楽しめます。

 県内の子育て支援全般についての情報は、徳島県はぐくみ支援ポータルサイト「とくしまはぐくみネット」を参考にしてくださいね。

 読者の子育てに関する質問を募っています。内容をなるべく詳しく書いて、子どもの性別と年齢、続柄と投稿者の住所、氏名、年齢、電話番号を明記して〒770-8572 徳島新聞社生活文化部「子育て相談」係へ。Eメールはkurasi@topics.or.jpへ。紙上に住所、氏名、電話番号は掲載しません。