ベスト4進出を決め、喜ぶ城南高の選手たち

 全国高校総合体育大会(インターハイ)第4日は29日、宮城県などで行われ、バレーボール女子の城南がベスト4入りした。

 決勝トーナメントで16強入りしていた城南は、3回戦で八王子実践(東京)を2-1で下したあと、準々決勝では金沢商(石川)を2-1で破った。

自然体貫き強豪連破 城南

 城南が大舞台で存分に力を発揮し、徳島県勢初の快挙を成し遂げた。3回戦で優勝候補の一角、八王子実践(東京)を下し勢いを加速させると、準々決勝の金沢商(石川)戦は先手を奪い波に乗った。

 レフト伊藤のブロックアウトがさえた。準々決勝では、高さのある相手ブロッカーを前に得意の強打を連発。得点を重ねた最上級生は「仲間を信じて開き直って打てた」と振り返った。

 王手を懸けて臨んだ第2セットは中盤まで優位に試合を進めた。しかし、高さのあるスパイクや粘り強いレシーブに苦しみ、逆転を許してタイに持ち込まれた。

 迎えた第3セット。ゲームに入る前、「落とさずにつなげば勝てる」と声を掛け合った。リベロ天岡らが必死にボールに食らい付き、セッター大西が巧みなトスで好機を演出。最後は相手のスパイクがラインアウトになり、25―21で勝利を決めた。

 ストレートで勝ち上がった2回戦までとは打って変わって、力のある相手との接戦をものにした。小牧監督が「動きは良かった。集中している」と話すように、粘り強くボールをつなぐ自分たちのプレーができている証しでもある。森本主将は「ここまできたら優勝を目指す。一丸となって戦うだけ」。県勢にとって未踏のコートでも自然体を貫く姿勢を示した。