メッセージを寄せたB1横浜ビー・コルセアーズの生原秀将

B2茨城ロボッツの平尾充庸

愛媛オレンジバイキングスの速井寛太

JX―ENEOSの藤本愛瑚

富士通レッドウェーブの藤本愛妃

東海大4年の西田優大

 新型コロナウイルスの感染拡大で全国高校総体(インターハイ)と全国中学校体育大会(全中)が中止されたのを受け、徳島県バスケットボール協会は8日、男子Bリーグや女子Wリーグなどで活躍する県出身選手6人による「中高生応援メッセージ動画」の配信を始めた。6人は自身の中高生時代を振り返りながら、困難を共に乗り越えようと呼び掛けている。

 メッセージを寄せたのは、男子がB1横浜ビー・コルセアーズの生原秀将(徳島市立高―筑波大出)、B2茨城ロボッツの平尾充庸(あつのぶ、南部中―明徳義塾高―天理大出)、愛媛オレンジバイキングスの速井寛太(鳴門渦潮高―中京大出)、昨年12月から3カ月間B1名古屋ダイヤモンドドルフィンズの特別指定選手として活躍した東海大4年の西田優大(海陽中―福岡大大濠高出)。女子はWリーグ富士通レッドウェーブの藤本愛妃(あき、小松島中―桜花学園高―東京医療保健大出)、JX―ENEOSの藤本愛瑚(まこ、小松島中―桜花学園高出)の姉妹。

 生原は中高生時代、全国で活躍するのが目標だったとした上で、全中とインターハイの中止について「何事も起きたことには意味がある。できるだけ前向きに捉えて困難を乗り越えよう」と語り掛けた。平尾は「皆さんが部活動に費やした努力、仲間と競い合った時間はかけがえのない財産になる」と強調。その上で「次のステップに進むための目標をしっかり設定してほしい」と助言した。

 速井は県高校総体で初優勝した3年時を振り返り「3年生の気持ちを考えると心苦しい。でもバスケ人生が終わったわけではない」とエールを送る。西田も「バスケ以外に今できることはたくさんある」と話し、コロナ禍が終息すれば競技に打ち込もうと呼び掛けた。

 Wリーグも中止される中、藤本姉妹は「私たちも今できることを見つけて取り組んでいる」と現況を語り、中高生に向けて「今までやってたことは無駄にならない」。愛妃が「一緒に乗り越えよう」、愛瑚が「お互い頑張りましょう」と力を込めた。

 動画は計4分19秒で、県協会ホームページ(HP)で閲覧できる。協会によると、6人から「古里の中高生のために協力したい」と申し入れがあり実現した。協会は「どのメッセージも勇気づけられる。多くのアスリートに見てほしい」としている。