徳島県北島町の高齢者宅に8日、新型コロナウイルスの緊急経済対策として1人当たり10万円が配られる特別定額給付金を装った不審な電話が1件あった。給付金に関する不審電話は県内で初めて。県警は特殊詐欺の前兆とみて「給付金に関し、市町村の職員から電話がかかってくることはない」と注意を呼び掛けている。

 捜査2課によると、8日午後2時半ごろ、90代女性宅に、北島町職員を名乗る女から「コロナの給付金関係で文書を送った。届いているか」と電話があった。「受け取っていない」と答えると女は電話を切った。女性から相談を受けた家族が徳島板野署に相談した。被害はなかった。

 県警は、市町村の職員から現金自動預払機(ATM)の操作を求められたり、キャッシュカードの暗証番号を聞かれたりしたら詐欺の疑いがあると指摘。「家族や警察に相談してほしい」としている。