徳島県警捜査2課と鳴門署は8日、元鳴門市消防署長の男性(59)を業務上横領と軽犯罪法違反の疑いで書類送検した。

 送検容疑は、2月に署員34人から1人3000円ずつ集めた病気休職者への見舞金10万2000円のうち、7万円を着服し、3月18日には署内の自身のロッカーに保管していた祝儀袋から10万2000円が盗まれたと虚偽の被害届を鳴門署に出した疑い。

 捜査関係者によると、元署長は病気休職者には残った3万2000円に自己資金2000円を加え、34人が1000円ずつ払ったかのように装って手渡していた。県警は「厳重処分」を求める意見書を付けたとみられる。