鱧づくし弁当A

 地元で水揚げされたハモ料理を提供する小松島市中田町奥林の「和食家てんすい」のお薦めは「鱧づくし弁当A」(千円)。高級なイメージの食材を家庭で手軽に味わえる。

 小松島漁協で仕入れたハモは、ほろほろとした食感や優しい甘味が特徴。定番の天ぷらや湯引きを詰め込み、ご飯の上には切り身のだし汁を使った煮付けがのっている。いずれも店で出すのと同じ作り方だ。

 このほか、天ぷらと湯引き、ちらしずしを合わせた「鱧づくし弁当B」(千円)、天ぷらをご飯にのせた「鱧天丼」(600円)など計6種類の持ち帰りメニューを用意している。

 ハモは料亭などの需要がなくなって値崩れし、利益が出ない漁業者は出漁しないため手に入りにくくなっている。店主の小原功久さん(57)は「新型コロナウイルスが終息しても、すぐにお客さんが戻ってくるとは限らない。今できることを前向きにやり、おいしいハモ料理を届けたい」と言う。

 弁当は1日20食程度の限定。前日までに予約が必要。営業時間は午前11時~午後2時半と、午後5時半~10時。水曜定休。TEL0885(32)8680。