代理母豚が出産した阿波とん豚の子豚=石井町の徳島大学生物資源産業学部農場(徳島県提供)

 徳島県は17日、徳島大との共同研究で、ブランド豚「阿波とん豚」の体外受精卵を別品種の豚に移植し、代理母出産による繁殖に成功したと発表した。

 阿波とん豚は一般的な豚と比べ出産数が少なく、頭数の多い代理母豚を使った出産技術が確立されれば生産拡大につながると期待されている。