物語に登場するキャラクターをボードに張るメンバー=阿南市那賀川町苅屋の那賀川図書館

 阿南市那賀川町の絵本読み聞かせグループ「おはなしのポケット」が、1994年から那賀川図書館(同市那賀川町苅屋)で毎週日曜に開いているおはなし会が6日、千回を迎える。参加した親子は延べ1万3千人を超え、読んだ作品は4千冊以上。キャラクターの絵をボードに張ったり、はがしたりしながら物語を進めるパネルシアターを取り入れ、絵本の楽しさを伝えている。

 おはなしのポケットは主婦5人が92年9月に結成。当初は町内の公民館でおはなし会を開いていたが、那賀川図書館がオープンした94年7月から同館で行っている。

 おはなし会は毎週日曜午前11時から30分間で、4、5冊使う。「たんぽぽ」「きんぎょがにげた」「おつきさまこんばんは」など季節に応じた作品を選んでいる。パネルシアターや紙芝居のほか、合間に手遊びやわらべ歌を入れ、飽きないように工夫している。

 今のメンバーは30~60代の女性15人。小中学校でも読み聞かせをするほか、講演会や人形劇も行っている。2011年には読書活動優秀実践団体として文部科学大臣表彰を受けた。

 小西嘉代子代表(55)=那賀川町古津、主婦=は「子どもたちの笑顔を見るのが喜び。豊かな心を育んでもらうために活動を続けたい」と話している。

 6日は「かわ」、パネルシアター「カチンカチンどうぶつえん」、紙芝居「赤池河太郎」を紹介する。入場無料。申し込み不要。