軽症者・無症状者の療養用に借り上げたホテルの個室。運動の時間以外は室内で過ごしてもらう=徳島市の東横イン徳島駅眉山口

エレベーターはスタッフ用と患者用に分け、カーテンで仕切られている=徳島市の東横イン徳島駅眉山口

 県は13日、新型コロナウイルスの感染拡大に備えて軽症者と無症状者の療養用に借り上げた徳島市のホテル「東横イン徳島駅眉山口」の内部を報道陣に公開した。

 患者を収容するのは5~13階の100室。4階にPCR検査のための検体採取室を設置している。1階に受付があり、2、3階は医療・事務スタッフ用の会議室や宿泊部屋となっている。2基あるエレベーターは患者用とスタッフ用に分ける。

 看護師1~2人が常駐し、内線電話で症状を毎日聞き取る。医師は検体採取など、必要に応じて訪問する。決められた時間に20分程度、廊下で運動する以外、患者は部屋の中で過ごす。弁当や飲み物を患者に提供する際は、館内放送で知らせて各階所定の場所へ取りに来てもらう。

 県は陽性患者のための病床を130床用意しており、余裕があるうちは軽症者も病院で過ごす。ホテルは患者の受け入れが始まるまで、医療従事者や里帰り出産を希望する妊婦らに利用してもらう。