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 徳島県内でパチンコホール「ゲットプラザ」を展開する愛染観光(藍住町)が13日、徳島地裁に自己破産を申請した。新型コロナウイルスの感染拡大で客足が落ち込み、収入が減少。事業継続を断念した。負債総額について帝国データバンク徳島支店は約7億円、東京商工リサーチ徳島支店が約6億円とみている。両支店によると、県内の新型コロナ関連の倒産は初めて。

 愛染観光は1983年7月に設立。藍住町にパチンコ店の1号店をオープンし、近年は藍住、石井両町と徳島市川内町で3店舗運営していた。関係会社を合併して店舗数が増えた2013年3月期には約59億4500万円の収入があった。

 しかし近年は県外大手との競争激化に加え、射幸性の抑制を柱とした法改正や遊技人口減少の影響を受けた。19年3月期には収入が約18億円にまで落ち込み、赤字決算が慢性化。店舗改修や新台入れ替えに伴う負債を抱えていたという。

 旧店舗の一部を駐車場や賃貸不動産にして収益改善に取り組んでいたものの、新型コロナの感染拡大で客足が鈍化。収入が急激に落ち込み、11日までに事業を停止した。従業員は20人。