四国霊場6番札所・安楽寺から県道139号を西に200メートルほど向かい、上板町から阿波市土成町に入ると左側に小山がある。その頂点に、ばんそうこうを貼ったような青い×印が見えた。

 

 この茶わんを伏せた形の小山は、県指定文化財で、周濠を持つ円墳としては県内最大の「土成丸山古墳」。ドローンを高度140メートルまで上昇させると水田に取り囲まれた墳丘がヘリポートのように写る。現在は昨年度の調査で埋め戻しをしていない溝に青いシートが掛けられている。「ばんそうこう」の正体はそのシートだった。

 直径約42メートル、墳丘高約6・5メートルの二段構造で、5世紀中ごろに築造されたとされるが、埋葬者や内部構造などは分かっていない。秋には発掘調査が再開され、神秘の円墳の解明が進む。※特別な許可を得て撮影しています。