17日午後8時38分ごろ、紀伊水道を震源地とする地震があり、阿南市山口町で震度4を観測したほか、徳島市など7市町で震度3の揺れがあった。気象庁によると、震源の深さは約40キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4・5と推定される。県によると、県内で被害は確認されていない。

 阿南市で震度4を観測したのは、2019年3月13日に発生した紀伊水道を震源とする地震以来。徳島地方気象台は「南海トラフ巨大地震と直接的な関係性は薄い」との見解を示した。

 県は地震発生直後に災害対策連絡本部を設置し、市町村などへの情報収集に当たった。阿南市は午後9時45分から市役所で災害対策警戒本部会議を開いた。表原立磨市長や市幹部ら約30人が出席し、施設の被害や市民からの問い合わせは入っていないと報告された。

 JR四国によると、地震の影響で牟岐線が徐行運転を実施。このため午後11時半時点で普通列車の上下5本に最大52分の遅れが出た。

 県内の主な震度は次の通り。

 震度4=阿南市山口町▽震度3=徳島市、阿南市羽ノ浦町、美馬市、石井町、神山町、牟岐町、美波町▽震度2=鳴門市、小松島市、吉野川市、阿波市など