天日干しされるシラス=小松島市和田島町東新開

 徳島県小松島市沖でシラス漁が本格化している。特産チリメンの加工場では、天日干しのシラスが庭いっぱいに広げられ、白く輝いている。

 和田島漁協では昨年より2週間ほど早い4月15日ごろに漁を始めた。漁船3隻が一組となって紀伊水道に出漁。2隻で一つの網を引いてシラスを取り、他の1隻が海岸に運んでいる。水揚げしたシラスは専用の釜で塩ゆでし、せいろに広げてチリメンにする。

 同市和田島町東新開の漁業鳴滝詔稔(きみとし)さん(58)方では、多い日で1日約600㌔を仕上げる。妻の貴美子さん(58)は「新型コロナウイルスで大変な時だけれど、チリメンを食べて元気を出して」と話した。

 8月中旬までが最盛期。12月下旬まで続く。