上板町観光物産協会は6日、同町泉谷の体験型観光施設「技の館」でかかし作りの催しを開き、町外の家族連れ7組32人が挑戦した。
参加者は、長さ180センチの竹をのこぎりで切ってひもで固定し、わらで胴や腕の肉付けをした。各自が持ち込んだ服を着せて顔を描き、ユニークないでたちのかかし8体を完成させ、記念撮影を楽しんだ。
出来上がったかかしは、技の館から1・4キロ離れた和泉寺(同町泉谷)近くの水田に運んで設置した。
家族4人で参加した徳島市の昭和小学校3年速水鉄平君(9)は「ひもで縛ったり、竹を切ったりするのが楽しかった」と話した。
催しは、同町泉谷の地元農家がブランド米として普及を進めている「泉谷ほたる米」の栽培体験イベントの一環。27日に稲刈りを行い、9月17日に水田周辺の散策を予定している。